1. アメリカのビザについて

• アメリカのビザは大きく「移民ビザ」と「非移民ビザ」に分かれます。
• 永住を目的とする場合は「移民ビザ」、就労や留学など一定期間の滞在を目的とする場合は「非移民ビザ」を取得します。
• 非移民ビザのうち、就職のためには「就労ビザ」が必要です。

• H-1Bビザ：専門職向け（大卒以上が基本）
• Lビザ：企業内転勤者向け
• E-1ビザ：条約貿易家向け
• E-2ビザ：投資家向け

• F-1ビザ保持者はOPT（Optional Practical Training）を利用して卒業後最長12か月の就労が可能。
• STEM専攻かつ認定雇用主であれば、最大24か月の延長（STEM Extension）が認められます。
• CPT（Curricular Practical Training）は在学中に専攻分野に関連した職種で就労可能。
• 学生ビザ関連の就労は専攻分野に限定され、条件や手続きが異なります。

• H-1Bビザ専門的職業に従事するためのビザで、最長6年間の滞在が可能。
• Lビザ企業内転勤者向けで、管理職や特殊技能者が対象。L-1Aは最長7年、L-1Bは最長5年。
• Eビザ日米条約に基づく貿易・投資を行う企業や個人が対象。事業継続中は延長可能。

• E・Lビザの配偶者I-94に正しいステータス（E-1S／E-2S／L-2S）が記載されていれば、原則として就労許可（EAD）を申請せずに働くことが可能。
• J-2ビザ（Jビザ保持者の配偶者）EADを取得することで就労可能。
• G-4ビザ（国際機関職員の配偶者）EADを取得すれば就労可能。

• 学生（Fビザ）
• 研修（Jビザ）
• 職業訓練（Mビザ）

など、目的に応じた種類があります。

• ビザ規定は複雑で頻繁に変更されます。
• 最新情報は移民局（USCIS）の公式情報で確認し、必要に応じて移民弁護士へ相談することが推奨されます。