日々の誠実な対応が、組織の重要課題に向き合う転機となった米国拠点の挑戦
① 御社にとってPasonaはどんな存在でしたか?
「何もない時」も変わらぬ誠実さが、深い信頼の基盤
すでに実務を通じて確かな信頼関係があったPasonaだからこそ、人事領域の重要課題についても、気軽に相談することができました。
その信頼の根底にあるのは、日々のPayrollなどの実務において、何事もない状態を滞りなく維持し続けている、取り組み姿勢にあったと感じております。
大きなトラブルがあった時だけでなく、何もない平時であっても、当たり前のことを当たり前に継続して対応してくれる。その誠実な積み重ねを間近で見てきたからこそ、自分たちがプロではない人事領域のことでも、Pasonaになら安心して相談できる、という感覚が自然と生まれ強い信頼に変わりました。
実は、今回取り組んだEmployee Surveyや評価制度の刷新は、当初、いつか向き合えたらいい、という優先順位でしたが、日々の実務を通じて築かれた強い信頼関係があったからこそ、後回しにせず、今この人たちと一緒に取り掛かろうと、組織の重要課題へ踏み出すきっかけをもらうことができたのです。
② Employee Survey|課題を「感覚」から「事実」へ
知識がない故の「判断できないリスク」を、信頼できるデータで解消する
組織が大きくなる中で、経営側には社員は何らかの違和感を持っているのではないか、という漠然とした予感がありましたが、経営側の「たぶんこうだろう」という主観だけで動くことには、大きなリスクが伴うと考えていました。
自社だけで調査を行おうとしても、現地のルールや日米の考え方の違いなど、専門知識がない故に、結果をどう解釈し、どう判断すべきかが分かりません。もし認識を間違えたまま手を打てば、良かれと思った施策が見当違いの結果を招き、組織に混乱を与えてしまう。そのことが一番の懸念でした。
そこで、プロの視点を持つPasonaに間に入ってもらい、Employee Surveyを実施しました。その結果、曖昧だった違和感が客観的なデータとして可視化され、会社として向き合うべき事実が明確になりました。「なんとなく」の認識が確かな根拠へと変わったことで、迷いなく具体的な改善策へと踏み出すことができたのです。
③ 評価制度(評価シート)|なぜこの打ち手に行き着いたのか
鮮度が重要な組織課題に、迷いを形にする伴走者を!
Surveyで明確になった課題に対し、いざ評価制度を整えようとしても、自社内だけでは運用の優先順位が下がってしまう懸念がありました。人事の課題は、タイミングを逃すと状況が変わってしまう「鮮度が重要な」側面があるからです。
自分たちだけで考えていると、どうしても妥協が生まれたり、後回しになったりしてしまいがちですが、Pasonaは、私たちの状況を理解した上で、常に伴走し続けてくれました。プロではないゆえに判断を迷う場面でも、専門的な視点から継続してサポートしてくれる。その並走があったからこそ、理想を掲げるだけでなく、実際に制度として形にすることが可能になりました。
信頼できるパートナーとの対話を通じて、自分たちの考えが整理され、さらに言語化されることで、確実に取り組みを完遂できたプロセスそのものが、組織にとって大きな価値となりました。
④ 成果・変化|何が「変わり始めた」のか
「会社は本気だ」という姿勢が、社員の安心感と前向きな循環を生んだ
今回の取り組みを通じて生まれた最大の変化は、単に制度が整ったことではありません。会社が社員に対して「皆の声を聞いて、変わる準備がある」という姿勢を、スピード感を持って示したことにあります。
Surveyの結果をすぐに社員に共有し、課題に対して「ここを改善します」と具体的に宣言しました。実際にSick Leaveの導入を決め、保険制度の改善も進めていく。社員の前でこれを明言したことは、マネジメント側にとっても、もう後回しにはできないという、良い意味で腹をくくるきっかけになりました。
こうした言葉と行動の一致を目の当たりにして、社員からも「会社が本当に動いてくれた」という前向きな反応が届くようになりました。ビジネスの裏側を支えつつ、時には経営の背中を力強く押してくれるパートナー。 共に創り上げたこの土台があるからこそ、私たちはさらなる組織の成長を目指して、迷いなく突き進むことができるのだと感じています。
会社概要
Micware North America, Inc.
事業内容 :
大手自動車メーカー向け車載ソフト開発を中心に、位置情報技術やクラウドを活かしたモビリティ関連システムの企画・開発・販売を行う企業。