6. 日本への帰国転職:日本語履歴書の書き方

① 履歴書と職務経歴書の重要性

  • 日本への帰国転職では、日本語の履歴書と職務経歴書を準備する必要がある。
  • 企業は適性だけでなく、履歴書・職務経歴書から基本的なビジネスマナーも確認している。

② 履歴書作成時の注意事項

  1. 日付は提出日を記入(西暦ではなく元号が一般的)。提出日より古い日付は「使い回し」と捉えられる可能性がある。
  2. フリガナを必ず記入(「ふりがな」なら平仮名、「フリガナ」ならカタカナ)。
  3. 住所は都道府県から部屋番号まで省略せずに記入。
  4. 学歴は中学校から最終学歴まで正式名称で記載し、卒業年度は正確に確認。
  5. 職歴では会社の事業内容・担当業務を簡潔に記載し、詳細は職務経歴書に委ねる。
  6. 退職時期は明確に記載(退職済み/退職予定/在職中)。
  7. 資格は正式名称で、取得年月順に記載。勉強中の資格やスクールで習得したスキルも記入可能。
  8. 趣味・特技・留学体験欄は人物像を伝えるために活用し、空欄は避ける。
  9. その他連絡事項には最低限の補足情報を記載。

③ 職務経歴書の作成ポイント

  • 職務経歴書は過去から現在までの職歴を整理し、自分の強みをアピールする重要な書類。
  • 英文レジュメと同様に、成果や実績をもとに具体的に記載する。
  • 誇張はせず、事実に基づいて書く。
  • フォーマットはプロジェクト型/時間軸型、または職種別サンプルを活用できる。

④ よくあるミスと注意点

  • 誤字脱字はビジネスマナー欠如と捉えられるため厳禁。第三者にチェックを依頼するのが望ましい。
  • 空欄や曖昧な記載は「志望度が低い」と見なされる。
  • 自己PRは「人物像」「スキル」「仕事への姿勢」が伝わるようにする。

ポイント整理

項目ポイント
履歴書の重要性適性だけでなくビジネスマナーも確認される
作成時の注意事項日付・フリガナ・住所・学歴・職歴・退職時期・資格・趣味特技・連絡事項を正確に
職務経歴書成果と実績を整理、フォーマットを活用し自分の強みを具体的に示す
注意点誤字脱字は厳禁、空欄は避け、第三者チェックを推奨

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