【6.4東京】本社から始めるグローバル人材育成――人材開発・リーダーシップを問い直す (終了)

*本ウェビナーは終了しました。本件に関してのお問い合わせは下記までお願い申し上げます。
Pasona N A, Inc. infonews@pasona.com

これは東京での対面イベントです。オンライン配信はございません。

少子高齢化という構造的な課題を背景に、グローバル市場での事業拡大は多くの日本企業にとって持続的成長を実現するうえで不可欠な戦略となっています。一方で、海外で成果を上げる人材の育成においては、依然として多くの機能が日本本社に集中しているため、本社の人材開発部門が、現地の実態や文脈に十分に接点を持てていないという課題が見受けられます。

海外拠点の努力に依存しすぎてはいないか？ 本社にいるからこそできる育成とは何か？――そうした問いに立ち返りながら、本社の人材開発部門が果たしうる役割を模索することが、本セッションの目的です。

本セッションでは、米国拠点でChief Learning Officer（CLO）として人材育成と組織開発を推進する登壇者が、ATD2025（世界最大の人材開発国際会議）の最新知見を交えつつ、日本とグローバルにおける人材開発・リーダーシップの違いを踏まえた示唆を提示します。

とりわけ、文化的背景がリーダーシップや育成方針に与える影響――たとえば、チャレンジの結果としての失敗を「減点」と捉える文化と、「学び・成長の機会」として評価する文化の違い――、また主体性・自己責任（Accountability）といった概念の扱いの差異にも触れ、柔軟性や適応力を育むための制度設計・組織文化のあり方を考察します。

本セミナーは、ワークショップ形式を取り入れた参加型セッションとして実施します。皆さまの実践知や課題意識を共有し合いながら、これからのグローバル人材育成において本社が果たしうる貢献の可能性について、共に考える場となることを目指しています。