バイリンガル候補者の就職・転職情報〜長期休暇後スムーズにオフィスに戻るコツ 4選！
アトランタオフィスのリクルーターが「アニス アトランタ」に毎月寄稿させていただいている「バイリンガル求職者の就職・転職情報」をご紹介します。同誌は、ジョージア州アトランタをはじめ、南東部にお住まいの日本人の皆様を対象に毎月無料でお届けしている日本語のコミュニティーマガジンです。弊社の経験豊富なリクルーターがお届けする記事をぜひご覧ください。
【休暇後スムーズに職場に戻るには？】
夏休みに休暇を取った方は、スムーズに職場に復帰できましたか？休暇を取ることには、ストレスの軽減、やる気の増加、燃え尽き症候群のリスク削減など、沢山のメリットがあります。しかし、休暇の前後を考えると、様々な準備をしなければならず、休暇自体が憂鬱になってしまうという経験をした方もいるのではないでしょうか？特に休暇を終えて、心身ともにリフレッシュした後、仕事のルーティンに戻るのは大変です。休暇を終えてから、徐々に物事を軌道に乗せるためにできることをいくつかご紹介します。
【1. 初日の朝は会議を入れない】
休暇から復帰した初日の朝は会議を入れず、たまった仕事を片付ける時間に充てます。復帰初日にこのような時間を取ることで、これから1週間を計画するための精神的なゆとりが生まれ、一刻も早く最高のパフォーマンスを発揮できる準備が整います。可能であれば、その時間をカレンダーでブロックし、集中できることが好ましいです。
【2. 優先順位を決める】
休暇を終えてオフィスに戻ると、たまっていた仕事が雪崩のように押し寄せてくる感覚になります。しかし、全ての仕事の優先度は同等ではなく、中には自分が対応しなくてもいいものもあります。集中する時間を確保したら、タスクに優先順位付けをしましょう。その際に、「緊急」と「重要」を区別し、対応の仕方やタイミングを適切に判断しましょう。
【3. 最も億劫な仕事から始める】
精神的に負担の大きい仕事から始めることで、他のタスクに集中しやすくなります。大きな仕事を1つ完了させれば、達成感が増し、ストレスが軽減され、自信が持てるようになるからです。同じ要領で、タスクの大きいものから小さいものの順で裁いていくと、仕事が進むにつれてどんどん楽になってきます。
【4. チームと共有会を持つ】
チームメンバーと、不在中にあった出来事を共有することで、スムーズに仕事に入ることができます。現在の優先順位の確認や情報共有の他、休暇中に起こったことや、変更点を確認する機会になるため不可欠です。
【まとめ】
やることが多く、気持ち的にパニックになりそうな休み明けですが、何をすべきかを理解し、優先順位を付けることで、落ち着いて仕事に戻ることができます。休暇とはあまりに異なる状況に一瞬圧倒される可能性は無きにしも非ずですが、これは一時的なものなので、動揺せず、することを着実にこなしていきましょう。休暇が取れてリフレッシュできたことや、自分の仕事をカバーしてくれた同僚や上司に感謝しながら、休暇中に得た新たな視点を仕事に活かし、次の休暇を楽しみにしながら頑張って行きましょう。
参照: Back From A Long Vacation? Nine Tips For Getting Back Into Your Work Routine (forbes.com)
「ANIS ATLANTA」9月号より抜粋）
Akiko Komura/Pasona NA, INC. Atlanta Office
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