米国人事関連Update: 州の雇用と失業率(4月)/米国労働市場の課題/ビジネスの悩み

【BLS:州の雇用と失業率(4月)】
米国雇用統計局 (BLS)によると、4月の米国平均失業率は3.9%で、2023年4月と比較して0.5%高くなっています。州別でみると、失業率が最も高い州はカリフォルニア州(5.3%)で、最も低い州はノースダコタ州(2.0%)とサウスダコタ州(2.0%)でした。また、雇用者数は前月と比較してミズーリ州(+0.6%)、フロリダ州(+0.5%)、アラバマ州(+0.4%)の3つの州が前月と比較して大きく増加となりました。
参照:State Employment and Unemployment Summary/BLS(May17, 2024)
【雇用情勢:米国労働市場の課題】
米国の労働市場は、技術進化、多様性の推進、法規制遵守という課題に直面しています。特にデータサイエンス、AI、サイバーセキュリティ分野での専門スキルの需要が高まり、企業はスキルギャップを埋めるために継続的な教育プログラムの構築を必要としています。また、多様な背景を持つ人材の採用は新しい視点とイノベーションをもたらしますが、包括的な採用プロセスの構築は依然として課題です。これらの課題に対処するため、戦略的な人材獲得計画の立案と社内外のリソースの有効活用が求められています。企業は技術の進歩や法的要件に適応しつつ、持続可能な成長を目指す必要があります。
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参考資料:
Employment Projections / BLS
Hiring Trends 2024: 7 Market Shifts You Can’t Ignore / Onward Search
【ビジネスの悩み:あなたも共感するかも?】
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業務の属人化
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オフィスマネージャー1名が人事、給与、総務、経理をすべて担当している。他社での人事経験がないため、法令遵守に不安がある。また、勤務歴が長く、リタイアが近づいているため、業務の整理とバックアップ体制の構築を考えているが、どこから始めればよいかが分からない。
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業務の属人化には以下のような問題が生じる可能性があります