新型コロナウイルス対策レポート (5月22日)「DOL:今週までの失業保険の申請者数動向」など

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更新:05/22/2020

新型コロナウイルス(COVID-19)により、我々企業を取り巻く環境も刻々と変化しつつあります。このような状況を受け、米国パソナでは、少しでもお客のお役に立てる情報を日々発信してまいります。

DOL:今週までの失業保険の申請者数動向

米国労働省(U.S. Department of Labor)が、21日に発表した失業保険の新規申請件数(季節調整済み)は、16日までの1週間で243万8千件となり、前週(268万件)並みの高い水準でした。新型コロナウイルスが深刻になった3月半ば以降、申請数は9週間で3800万件を突破。米労働市場では5人に1人以上が職を離れた計算となります。
4月の失業率は14.7%と既に戦後最悪の水準ですが、5月は20%に達して1930年代の大恐慌時並みとなる可能性があると見られています。大恐慌時は失業率が、1933年5月に25.6%まで上昇し、10%を再び下回ったのは40年代に入ってからでした。しかし、今回は経済活動が徐々に再開し始めており、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は「失業率は7月以降、低下していくだろう」と指摘しています。

※参照 US Department of Labor(5月21日)

※参照  日経電子版(5月21日)

TX州:該当の州からの航空旅行者への制限を廃止

テキサス、アボット州知事は、新型コロナウイルスの感染拡大に関連する航空旅行制限を終了する州知事令を発行しました。この新しいオーダーにより、以前の州知事令に含まれている、米国の下記の地域からの飛行機の旅行者に対して、一時的な隔離を義務付けていたすべての制限が終了となります。
対象地域:カリフォルニア州、コネチカット州、ニューヨーク州、ニュージャージー州、ワシントン州、ジョージア州アトランタ、イリノイ州シカゴ、ミシガン州デトロイト、フロリダ州マイアミ

※参照 Office of the Texas Governor(5月21日)

 米国とカナダ・メキシコ間の旅行制限を、6月22日まで延長

米国は、新型コロナウイルスの更なる広がりを抑えるために、米国とカナダ・メキシコ間双方での、必要のない全ての国境を越える旅行を制限しています。
この措置は2020年3月21日から実施されており、当初は30日間とされていましたが、2020年5月19日に30日間延長され、今回、2020年6月22日まで延長されました。

※参考 US Department of Home and Security (5月20日)

CDC: 州のオープンを支援するためのガイダンスを発行

CDCは、州のオープンを支援するための60 ページのガイダンスを発行しました。
保育所、学校、デイキャンプ、レストランやバー、交通機関、また、リスクの高い従業員を抱える、全ての雇用主に向けた具体的な指示とともに、3 段階のアプローチに基づいて、経済をOPENするための詳細な基準を提供しています。
また、各政府機関が発表した、社会的距離の取り方、清掃と消毒、労働者の安全性、検査、接触者の追跡などについての資料リンクもまとめられています。
The Society for Human Resource Management (SHRM)は、このガイダンスについて「雇用者にとって最も興味深いのは、5つの特定の職場環境における安全性の維持と、再開のための対策を説明した20ページに及ぶ付録である。」としています。
特に、P.49~「リスクの高い従業員を抱える雇用主のためのガイダンス」は、どの企業でも参考にできる内容です。

※参照 CDC(5月20日)
※参照 SHRM(5月21日)

DOL:失業保険制度の不正使用を防止するための最新のリソースを発表

米国労働省は、雇用主、従業員、州のために、the Coronavirus Aid, Relief and Economic Security (CARES) Act.の下での、新しい失業保険プログラムを含む、失業保険制度における、不正行為や不正使用を防止するための最新のリソースを発表しました。
同省は、州のシステムでの失業保険不正行為の報告を奨励しており、本日発表された最新のリソースは、この報告を支援するものです。
全州の失業保険不正ホットラインのリストは、https://www.dol.gov/general/maps/fraud で見ることができます。

※参照 US Department of Labor(5月19日)

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