面接対策シリーズ 「難しい質問の答え方」編①

お役立ちコラム

更新:04/27/2020

面接では「どのように返答するべきか…?」と回答に迷ってしまうこともあると思います。こちらの面接対策シリーズ「難しい質問の答え方」編では、面接時のよくある質問に対しての回答方法をアドバイスをさせていただきます。第1回目は、「(同業)他社ではなく、なぜ弊社を希望されるのですか?」という質問についてです。これから面接に臨むみなさまのご参考になれば幸いです。

【他社ではなく、なぜ弊社を希望されるのですか?】

どんな質問もそうですが、まずは「採用担当者がなぜその質問をするのか?」を考えることが大切です。採用担当者は、「(同業)他社ではなく、なぜ弊社を希望されるのですか?」という質問を通して、何をチェックしているのでしょうか?
この質問を通して、採用担当者がチェックしているのは次の通りです。

・あなたのキャリアゴールと会社の方向性、または会社のポジションがマッチしているか?

・あなたの入社意欲、また入社した際の就労意欲がどの程度あるか?

・あなたが希望する会社、業界、ポジションについてどの程度の知識があるのか、また事前にリサーチをしたのかどうか?

・あなたの仕事に対する考え方や優先順位、好みなど

上記のことを念頭に置いて、どのように答えたら良いかを具体的に考えていきましょう。

【ステップ1:企業・業界のリサーチ】

この質問に対しての答えを用意するにあたり、面接を受ける企業と業界のリサーチなくして的確に回答することはできません。そこで、ここではその方法についてご紹介したいと思います。

⚫企業ウェブサイト
面接を受ける前に、企業ウェブサイトを、時間をかけて隅々まで確認しましょう。企業のウェブサイトには、会社概要から経営理念、商品の紹介、最新ニュースや受賞歴に至るまで、様々な情報が記載されています。可能な限り、すべてのページに目を通すことをお勧めしますが、もしそのような時間・余裕がない場合は、企業の基本的な情報が入手できるページ(会社概要など)と、企業の最新情報が入手できるページ(プレス・ニュースルーム)だけでも最低限確認して情報を集めましょう。また採用情報のページも確認してみましょう。企業によっては採用情報だけでなく、職種紹介や社員インタビューなども載せているところがあるので、どんどん参考にしましょう。企業ブログがある場合は、そちらも読んでみましょう。またニュースレターに登録したり、企業のソーシャルメディア(LinkedIn、Twitter、Facebook、YouTubeなど)も確認してみましょう。

⚫その他のウェブサイト
企業ウェブサイトでも情報を入手することは可能ですが、グーグルなどの検索エンジン、またはその他メディアを利用して、業界の最新ニュースやトレンド、同業他社の情報、またその企業がどのように同業他社と比べられているかを調べてみましょう。

⚫ご自身のネットワーク
LinkedInやFacebookなどのソーシャルメディアを活用したり、ご自身のネットワークにより、応募企業や同業他社に勤めている方、もしくは過去に勤めていた方、または勤めていなくとも関係がある(あった)方がいないかを確認してみましょう。個人的なネットワークは、一般に公開されていない貴重な情報を得るための大きなチャンスです。直接ネットワークがない場合でも、ご家族、ご友人の方がネットワークをもっている可能性もあるので、積極的にコミュニケーションをとってみましょう。

【ステップ2:質問の答えを準備】

質問への答えに活用できる項目は、以下の通りたくさんあります。

・企業に対する思い

・企業のキーパーソン(CEOなど)に対する思い

・企業の商品やサービスに対する思い

・企業のその他の活動に対する思い(マーケティング、社会福祉、人材育成活動など)

・企業の文化や理念に対する思い

・企業の業績、成長や成功に対する思い

ステップ1で企業・業界のリサーチをする中で、上記の項目に対して自分が魅力的に感じた点や感銘を受けた点を書き出してみましょう。特に企業文化や経営理念に関しては見落としがちですが、同業他社と識別がしやすい点です。また自社の企業文化や経営理念に対して愛着や敬意を持っている方が面接をされている可能性は大いにありますので、ご自身が共感した点や良いと思った点をアピールしてみましょう。

【よくある失敗例】

⚫「他社のことはよく分かりません」
企業・業界に対するリサーチが足りない、意欲が足りないと見なされてしまいます。上記ステップ1、ステップ2を参考に回答を準備しましょう。

⚫「〇〇会社は、△△が劣っています」
いくら比較をするといっても他社を否定する回答は好感をもたれません。応募企業の良い点にフォーカスをしながら同業他社との比較を行いましょう。

⚫「業績がいいからです」
希望理由が業績のみだと「業績が悪くなった時はすぐに辞めるのか?」と思われる可能性があります。業績のことだけではなく、企業文化や理念などにも触れてみましょう。

⚫「(同業他社より)家が近いからです」
実際にこれから働くことを想定すると重要なポイントかもしれませんが、企業にとっては入社意欲、就労意欲が足りないとみなされる可能性もあります。ステップ2であげた項目の中で回答できるようにしましょう。

【模範回答サンプル】

⚫模範回答サンプル①
「御社はこの業界のリーダーシップ的な存在で、他社よりも長い歴史をお持ちです。この業界を引っ張っている御社で働けることができましたら、非常に嬉しく誇りに思います。また、私の家族の親しい友人が御社の〇〇部門に勤めておりまして、御社の企業文化のひとつとして、個人の成長と発展を積極的にサポートすると聞きました。私も積極的に新しい知識や経験を積んで、自分を成長させることにやりがいを感じるので、御社に採用された際には、その企業文化のもと、やりがいをもって貢献できると感じております。」

⚫上記回答への評価ポイント
この回答では業界での企業の立ち位置、また歴史について触れていることから、企業リサーチ、業界リサーチがされていることが分かります。回答者自身のネットワークを使い企業文化を現社員から聞き出したりして時間をかけている、またその企業文化に共感しているということから、入社意欲、就労意欲が高いことが伺えます。

⚫模範回答サンプル②
「〇〇という雑誌で御社のCEO△△様が御社が新たに技術革新に注力していることについての記事を拝見しました。私は日々「イノベーター」でありたいとの意識を心掛けており、業界の未来をリードする組織で働きたいと常々思っておりました。この度、△△様の記事にあった企業方針に心から共感し、御社が目指している技術革新に貢献できればと思い応募させていただきました。」

⚫上記回答への評価ポイント
応募企業の最新のニュースを挙げるのは賢明です。この場合、候補者はCEOの新しい方針に関する記事を見つけ、それを引用することで企業リサーチができていることが分かります。また候補者は、読んだ記事から企業と自分との共通点を明確に述べていて、就労意欲があると感じてもらえます。

記事作成:シカゴオフィス
リクルーター Yuki Garnsey

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