バイリンガル候補者の就職・転職事情~採用市場動向

お役立ちコラム

更新:11/12/2020

あっという間に今年もあと2か月。パンデミック発生からすでに半年以上経ち、様々な所に影響を及ぼしながらも、経済は半年前に比べて活発になって来ています。今回は、最近の採用市場における傾向を見てみましょう。

 

【採用市場動向】

労働局が発表をしているBureau of labor statisticsによると、2020年9月の失業率は7.9%で、2019年9月に比べ、4.4ポイント上昇しています。30州で失業率は低下しており、8州は上昇、そして、12州とワシントンD. C.では変化がありませんでした。失業率が一番高かった州は、ハワイで、15.1%、 最も低い失業率が、ネブラスカで3.5%となり、州によって大幅に差があるのが分かります。失業率が2番目に高いのがネバダ(12.6%)という事を考えると、観光業が引き続き厳しい状況であることが分かります。

また、大手キャリアサイトのキャリアビルダーのデータによると、現在全米で需要が高い職種と業界は下記の様になっています。

【需要が高い職種】

  • トラック運転手
  • 看護師
  • ソフトウェア開発者
  • リテール営業、監督者
  • カスタマーサービス

【需要が高い業界】

  • 廃棄物管理
  • リテール
  • 医療
  • 運輸倉庫
  • 技術サービス

 

今年4月は、医療の分野での求人が一番多かったのですが、半年前に比べ、経済が活発化している今、“物”に関連する分野での需要が高くなっています。例えば、パンデミックの影響で、買い物もオンラインを通じてすることが圧倒的に多くなったと思いますが、“買い物をする“というプロセスに於いて、ウェブサイトや携帯電話のアプリケーションにアクセスしてから自分の手元に物が届くまでを考えてみるとよく分かるように、物を動かすトラック運転手や、買い物をするためのオンライン上の仕組みを構築する、ソフトウェア開発の需要が急増しているというのは、納得できるのではないでしょうか。これからホーリデーの季節が到来しますので、更にリテール関係の雇用が増加する時期になります。現状を加味すると、今年はこれらの需要がここ2か月の間で益々に増加するのではないかと思っています。

 

弊社は全米10拠点で営業をしていますが、産業やパンデミックの影響が、それぞれの州で異なるため、求人の傾向も面白いように様々です。製造業が主な南東部では、通訳、技術者の需要が高く、中西部では営業の求人が非常に多くなっています。カリフォルニアでは、人事、経理、事務の需要が高く、ニューヨークではすぐ働ける派遣の需要が高まるなど、それぞれの地域の状況、また企業の戦略により、採用も以前とはまた違った動きを見せています。これから寒い季節になり、今までと状況が変われば、雇用の傾向も変わってきますので、引き続き、来たるべきチャンスを逃さないように、日々アンテナを張っておくことが、大きい成功の一歩になるのではないかと思います。


「ANIS ATLANTA」(11月号より抜粋)

 

Akiko Komura/Pasona NA, INC. Atlanta Office

pasona.info@pasona.com

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